夏の入道雲と秋の鰯雲が仲良く混在する空を見て秋の訪れを感じるこの頃、寝苦しかった夜も涼風が吹き虫の音が聞こえるようになり日本って良いなぁ〜と思います。
秋祭りも、9月14日〜16日の上野八幡をかわきりに9月24日〜26日は椿原天満宮、10月1日〜3日石浦神社と行われ、9月22日〜23日は昔の石曳き再現がメインの小立野地区の『御山まつり』があります。
私達の子供の頃祭りは一番の楽しみでしたが、いつも色んなイベントがあり遊びなれてる今どきの子供達にとっても楽しみの一つではないでしょうか。
当店では、祭りの赤飯や『御山まつり』の紅白餅の注文を受け長かった夏休みから仕事へと切り替えの時でもあります。
その一番に、来月予定日を迎えた我が家の《ころころ餅》を作ります。
今では生まれる前に男の子か女の子かが分かるのが当たり前の様ですが、一昔前《ころころ餅》がこんもりとした山高の形だったら“男の子“、平たい形だったら“女の子”と云われ饅頭屋の責任は重大で、姑は「今日の注文は男の子欲しがってる家やから、つぶさん様に!」と気を使っていたものです。
我が家の《ころころ餅》は山高になるかな!?少子化のせいか例年真夏に汗を流して作っていた初秋に生まれる子の《ころころ餅》も今年は二軒あったかな・・・
これも又、日本ならでは金沢の大切な慣習として残して行かなくてはと思っています。。
初めての内孫!じぃ〜じと慕ってくれるかねぇ〜