OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

春 を 待 つ

 

土の中の生き物たちが目覚める「啓蟄」も過ぎ、いよいよ草木が芽吹き始める春到来と告げられた。

 だが、今はまだ天気予報に雪だるまのマークが見られ、広がる青空も一瞬の内に曇り風が冷たい日々が続く。
 
 遅ればせながら、数日前から当店の店頭ケースに桜餅が並べられ、春の生菓子が加わった。 さくら餅

 桜餅を並べ始めると、例年二度や三度はお客様に尋ねられる事がある。「こちらのは平たいのですね」 

 そうです。当店の桜餅は関東風で、皮の生地を焼いて餡を包んで桜の葉を巻いたもの。

 東京の墨田区にある長命寺門前の桜餅専門店が発祥と言われ、その店では桜の葉が3枚重なっていると聞いた。「当店は1枚です」  さくら餅

 一方で金沢の和菓子屋では、関西風で道明寺粉を蒸して餡を詰め桜の葉に包むものもあります。

 関東風桜餅の人気にならって、大坂で北堀江の土佐屋に現れたと言われ、関東風桜餅が元になったと考えられているらしい。

 金沢は真ん中で、雑煮の餅が関東風の角餅と関西風の丸餅があるのと同じではと思っている。。


桜餅の皮を程よく焼くのも職人芸やょ


2026/3/9

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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