OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

秋 深 し

 

11月になり、文化の日など小春日和の日が続いていた。

 それでも霜が降る月「霜月」で、昨日は立冬となった途端に富士山や白山の初冠雪を知らされた。   
 
 先月から、報恩講にお供えする丸餅の注文が数件あったが、仏壇を守る家も少なくなりお供え餅も減ったように思う。
 
 今日は、近所の寺で報恩講のお参りがあるようだと、門徒が出入りするのを見た店主が言っていた。 報恩講 報恩講
 
 十数年前まではこの寺の報恩講があると、バスが着くたび店の前を門徒の人達が連れ立って通り、お参りの合間に食べる餅菓子を求めて店が賑わった。 

 ここ数年は、門徒の人達も代替わりして車で来て参って帰るのだろうか、気が付かないうちに報恩講が終わっている。   

 葬儀が簡素化され、墓じまいをする人も多くなり、寺離れも深刻になったと聞く。

 そしたら夕方のテレビで、お寺がバーを開いている話題が放送され、接客しているのは僧侶達でお客様は結構年配の方の姿も見られた。

 シェーカーを振る作務衣姿の僧侶が様になっていて、本堂で仏様が苦笑しているのではと思うのは、要らぬ心配といわれるか…。

 話は変わりますが、餅米の値上がりや諸経費の高騰で、20日から店頭や注文の価格を変えたいと思いますが、お客様にはご理解のうえ今後とも宜しくお願い致します。。  


何もかもが値上りして、この先が心配やね…


2024/11/8

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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