11月になり、文化の日など小春日和の日が続いていた。
それでも霜が降る月「霜月」で、昨日は立冬となった途端に富士山や白山の初冠雪を知らされた。
先月から、報恩講にお供えする丸餅の注文が数件あったが、仏壇を守る家も少なくなりお供え餅も減ったように思う。
今日は、近所の寺で報恩講のお参りがあるようだと、門徒が出入りするのを見た店主が言っていた。
十数年前まではこの寺の報恩講があると、バスが着くたび店の前を門徒の人達が連れ立って通り、お参りの合間に食べる餅菓子を求めて店が賑わった。
ここ数年は、門徒の人達も代替わりして車で来て参って帰るのだろうか、気が付かないうちに報恩講が終わっている。
葬儀が簡素化され、墓じまいをする人も多くなり、寺離れも深刻になったと聞く。
そしたら夕方のテレビで、お寺がバーを開いている話題が放送され、接客しているのは僧侶達でお客様は結構年配の方の姿も見られた。
シェーカーを振る作務衣姿の僧侶が様になっていて、本堂で仏様が苦笑しているのではと思うのは、要らぬ心配といわれるか…。
話は変わりますが、餅米の値上がりや諸経費の高騰で、20日から店頭や注文の価格を変えたいと思いますが、お客様にはご理解のうえ今後とも宜しくお願い致します。。
何もかもが値上りして、この先が心配やね…