この時期になると、七五三詣りを案内する神社の広告が新聞に載っている。
当店も四季の折々七五三詣りに、今年対象の子供さんの生まれ年(数え年)を載せています。
七五三のお参りは暦の上では11月15日。
11月15日は、かっては「鬼宿日」と呼ばれ婚礼には向かないとされ、それ以外の事には良いと言われる吉日だった。
そして、旧暦の11月は収穫を終えた時期で、その年の収穫物に感謝を捧げる「新嘗祭」が行われる月でもある。
という訳で、子供達の成長を祝い感謝を捧げるのにふさわしい日として定着したようだ。
平安時代から始まったとされる行事で、時代背景は違っても、子供が無事成長したと神様に感謝し、今後の健康と幸せを祈願する日本の伝統行事だ。
成長を実感し、伝統文化に触れ、家族や親族の絆を深める、親子にとって大切な行事と思います。
先日出席した金沢生菓子専門店会の会合で、会員の店が25店舗となったと聞き、肩を落として店主が帰って来ました。
父親が当会の発足に携わり、自身が会長を務めた時に創立50周年の式典をした店主は、時代の流れとは言え衰退するのが申し訳ないらしい。
その上に今年は餅米も高くなり、燃料費など経費も値上りして、餅代を上げざる得ない現実も聞いてきた。
生菓子は嗜好品でお客様のお好み次第と、心して作らねばと気を引き締めている。。
老体に鞭打って、頑張ろうね!