今日から五月、ここ数日の寒さを取り戻すかのように風は強いけれど五月晴れの気持ちの良い一日でした。
昨日は連休中の平日で、市内の小学・中学・高校生徒皆が遠足に出てるのかと思うほど子供達が連なって歩く姿が見受けられました。
5月3日から5日までは金沢城公園で、金沢城菓子物語「百万石菓子百工展2010」が行われ、市内の菓子店が幾店も並ぶと云う菓子百工街の(三の丸北園地)では3日〜4日と餅搗きが行われ来場者に配られるそうで店主もお手伝いを頼まれた様です。
5日は笹ちまきなども配られるそうで、『菓子づくり体験工房』と共に石川県菓子工業組合の人達を中心に楽しいイベントが予定されている様なので皆様お誘い合わせのうえご来場下さい。
金沢城と云えば、4月24日から一般開放された“河北門”を翌日の日曜日店主と共に見学して来ました。
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当店の設計者である私の兄が、「平成の築城」と云って金沢城公園内の復元が計画された頃より石川県金沢城調査研究会委員の一員として京都から来て会合に出席している事や、友人の舅さんが前回の棟梁、御主人が今回の副棟梁として宮大工の腕を揮っておられた事も有り、「平成の築城」第一弾【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の復元工事】に続く今回の第二弾【河北門(一の門・二の門・ニラミ櫓台)の復元工事】の完成を心待ちにしていました。
石川門を抜け公園内で目に飛び込んできた“河北門”二の門「こんな所に門が!?」と思いましたが、高さ約12メートル長さ約27メートルの造りは間近で見上げる梁が立派で木の香も漂うばかりの建物でした。
二の門から一の門へと続く白壁は“枡形土塀(隠し石垣)”と云われ、内部に石垣を積み仕上げに漆喰壁をして外観からは石垣造りと見えない構造で『城内唯一の隠し石垣』と古文書に書かれているそうです。(HPトップページ背景は一の門を写したものです)
穏やかな陽光の中、久々に公園内を散策して「やっぱりお城がないとねぇ〜。」との結論でした。。
飲んで寝て、何の苦もなく過ごす毎日、殿よりいいんじゃな〜い!