梅雨に入って相次ぐ台風襲来で各地での豪雨災害が報道されていますが、北陸地方は心配されていた直撃コースから進路がそれて大事に至らず幸いだったと思っています。
例年なら今頃は蒸し暑い日が続いたりですが、今年は朝夕肌寒いくらいの毎日で氷室饅頭作りで蒸気を上げている仕事場も汗が流れる程の事もなく仕事がはかどり喜んでおります。
氷室の7月1日今年は日曜日で、土日と休みのところが多い職場での注文は29日に届けてほしいと頼まれています。
日曜日の人通りが少なくなった小立野では、1日の氷室にどれくらいのお客様にお越し頂けるか心配しています。
23日(土)24日(日)には「金沢城兼六園商店会」の人達による『氷室 de 紺屋坂』のイベントが金沢城石川門前で行われ、商店会員と金沢生菓子専門店会員が観光客に氷室饅頭と氷室ちくわを各1000個配布して氷室の風習をアピールした様です。
これまでも、東京や金沢駅で『金沢の氷室』を大勢の人に知って頂こうと饅頭を配っているものの店主いわく「地元の人が昔みたいに嫁入り先に贈る事にならな・・・」と饅頭屋の起死回生策とは?難しいところです。
先日の新聞に、『花嫁のれん』を外国で紹介したところインテリアとして飾るのれんの照会が来ていると載っていて、風習に使われる物が姿を変えて行くのを悲しむべきかそれでも残る事を喜ぶべきか葛藤の時をむかえている様な気がする今日この頃です。
17日の「父の日」、娘婿の友人が営む東北の酒蔵から1升瓶2本と次女の旅先北海道から4合瓶2本と二人の娘からの贈り物が届き、頂き物の富山県福光の名物「泥鰌の蒲焼き」と共に店主はご機嫌な日々を過ごしておりました。
昔は母の日を羨む男親に、「毎日が父の日」と云っていたので改めて父の日なんて!?と思っていたけど今では「父の日特集」があるくらいに定着、こうして時代は変わって行くのでしょうか・・・
貴方への贈り物、考えなくていいねぇ〜酒があれば天国!!