暦は早6月、新しいカレンダーを掛けたのが昨日の様に思え何時までも寒いと云っていたのに北陸も梅雨入りとの事。
恒例の『加賀百万石行列』も従来は史実に沿って6月15日に行われていたものが、梅雨の最中で常に開催時の天候が心配され近年は6月初旬開催となり今年は2日に行列、3日は藩政期の祭事『盆正月』の再現イベントに《東京ディズニーリゾートスペシャルパレード》が登場と古今両在で金沢城公園に集まった約3万9千人の人々が夢の世界を味わった様です。
当店の店頭ケースにも夏の生菓子を並べ、笹餅やくず餅の笹を取りに店主と息子が出かけています。
今は新笹が青々として道沿いでも比較的取りやすいのですが、夏に向けだんだんと奥に進み蜘蛛の巣や蚊にも悩まされ・・・でもこれが当店の夏の仕事と諦めている様です。
夏はえんどう餅やくず餅など餡入りの他、ささげ餅や笹餅と餡の入っていない餅を出していますが「夏に餅を食べて元気に過ごす!」と云った昔の人達の考えは古いのか「餡が入ってないの!?」と聞かれる方が多くなった様に思われます。
夏の餡入り餅は午後になると皮がはって早くに硬くなるのが難点で、混ぜ物なし餅だけで作っている当店では『どうしたものか?』と考え中です。
今年も各種団体の総会用の包み菓子を作って来ましたが、総会も6月中で終わり毎年最後となる小学校の包み菓子を作りました。
小さい頃父が持ち帰る包み菓子を楽しみに待っていたのを思い出しながら、一包み350円の中に出来る限り喜んで頂ける菓子を入れ見た目も楽しめるようにと作っていました。
7月1日の氷室まで、氷室饅頭元祖『道願屋彦兵衛』さんの墓参り、施設への氷室饅頭配りと行事が続くので、その前に大阪まで電車の旅にと店主は出かけて行きました。。
貴方も彦兵衛さんの様に参ってもらえる何か考える?