去る11日に東北地方を襲った未曾有の災害に言葉もありません。
春の様な陽光の中、変わりない街、変わりない時を過ごしている事が有難くもあり申し訳なく思えるここ数日です。
地元や隣の富山県の方が被害に遭われ連日報道がされていた“NZ地震”に続く今回の地震津波の被災者と、暮らしの中でも一番変化のある春の時を止められた人達がいる事が痛ましくてなりません。
近年、世界各地で起きている天災がニュースで知らされ大変だなと思っていましたが、今回の様に心の底から痛ましく思った事はありませんでした。
自身が患った事で命と真剣に向き合った矢先でもあり、次々と知らされる被災地の様子を見ると胸が詰まります。
人々が長い時をかけて築き上げてきた街や物が数時間のうちにかくも簡単に壊され、助かった人と助からなかった人のどこに境があるのか、自然界の中で人間とは何と無力な者なのか諸行無常の思いです。
子供達に食べさす為に配給の食べ物を残していると云う若い母親の話を聞き、孫を抱えた娘の姿と重なり涙が出ました。
新聞にも載っていましたが、世界の人々から称賛されている『忍耐力・冷静さ・秩序を守る』精神と、先祖から受け継いできてるであろう日本人魂で乗り越えて行かれるものと信じています。
犠牲となられた方達のご冥福を祈るとともに、私にできる支援をと被災地に思いを寄せています。。
戦災、震災と大きな災害に遭ってない金沢・・・感謝だね!