この冬一番の寒波到来と云われた先月末に無事退院、温室から冷蔵庫へ入れられた様な状況の中はや十日が過ぎようとしています。
二月に入り節分には最後の厄除け用鏡餅もお寺に収める事が出来明けて立春、暦は着実に春へと向かっている様で毎日の通院帰りに歩く舗道の雪も日に日に溶けていく様でした。
隣近所が舗道の雪を除雪する中、当店前に最後まで残っていた雪も3〜4日前に店主がやっと重い腰を上げ割り起こし舗道が見えるようになりホッとしていましたが、数日続いた好天で車道脇に積み上げた雪の嵩もすっかり小さくなりました。
私が留守にしていた間も例年の様に鏡餅の搗き直しや寒餅の注文を受け、店主は姑と二人で仕上げてお客様には迷惑をかけない様に頑張ってくれてた事に感謝しています。
術後の注意事項で重い物を持たない様にとの一項があり厄餅の配達にも店主は孤軍奮闘で、今後も周りの皆には色々と迷惑をかけるのではと申し訳なく思って居りますが、体重が3sも減ったと云っていた店主が一週間で元に戻り家の中も少しづつ片付き元の生活に戻りつつあり、これから春にかけて始まる彼岸や節句には何とか元の様に仕事が出来るのではないかと思っています。
娘に「三人で一人前と思って行く様に!」と云われた言葉を実感として感じている毎日です。。
冬の先には春が来る様に色々あったこの二ヶ月余りの日々が新しい暮らしへの糧になればと、頂いた命に感謝の気持ちを忘れずに過ごして行かなければと思っています。
店主は雪が解け始めてやっと「さくら餅を作らなならん!」と云っております。。
店番がやっと様になったと思うに、帰った途端にテレビ番!?