コロナ禍の中で小立野婦人学級の閉級式が行われ、会食の代わりにお弁当、そしてお土産に五色生菓子が用いられた。
婚礼や建前などの祝い事で五色生菓子が注文されなくなって久しい。
近頃では、ケースの中に飾られた五色生菓子のサンプルやポスターを見て「珍しい物ですね」と問われる時もよくある。
懐かしむ方も多く、いがらや蒸羊羹を食べたいと云われていたが、この機会に店頭に並べた。
おかげさまで、昨年の暮れ前から売り始めた量り売り餡も、美味しかったと度々お買い上げ下さるお客様も増えた。
目安としてのパックを、品数の少ないケースの中に飾りお客様にも分かりやすくした。
それもこれも、当店存続の為にと心を砕く娘のアイデアを、渋々店主が承知している。。
老兵は消え去るのみと思うてはいるが、なかなか聞けないか!?