OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで30数年、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

『 年 が 明 け て・・・ 』

新年明けましておめでとうございます。       
 
 昨年の暮れは、寒波到来で山陰地方に大雪が降り列車が34時間近く動く事が出来なかった様で閉じ込められた乗客達も大変だったそうですね。
 そんなこんなのニュースも後で知った様な世間離れの餅搗きに明け暮れた数日・・・
 
 27日に助っ人で来た息子が、舗道に積った雪をすかしましたが29〜30日と夕方を過ぎると雪雷がとどろき、夜中からの仕事に備えて早めに床に就いた店主の寝顔を雷の稲光が照らしていました。
 
 30日夜から北陸に寒波が来ると云われ、31日の配達を心配していましたが幸いなことに大した事もなく暮れを終える事が出来、正月は大雪で墓参りに行けないのではと思い松花も用意していませんでしたが全くの肩透かしで気が抜けた様な元日でした。
 年々正月用餅の注文も減ってはいますが、例年の様に「この店の餅でなくては!」とご注文下さったお客様に感謝しております。
 
 今日は朝冷え込んだものの青空が広がる気持ちの良い天気で、開いているスーパーで息子夫婦に花を買って来てもらい家族揃って墓参りに回って来ました。
 毎年ロウソクや線香の火がつかなくて困った卯辰山墓所でも、足元は長靴が雪に埋まっても山を吹きわたるのは穏やかな風で久々に晴れ晴れとした正月の墓参りでした。
 
 例年5日まで休みの間は餅を食べて横になりゆっくりと過ごしていますが、今年の正月は5日から暫く家を空けるので暮れの片付け、源泉所得税手続き・棚卸しなどなど片付けなければならない事ばかりで気ばかり焦っています。
 
 そんな三が日ですが、兎の様にピョ〜ンと飛躍できる年になればいいなぁ〜と思っていますので今年も宜しくお願い致します。。   

  

店も心配だけど、な〜んも出来ん貴方が一番心配!!


2011/1/3

高鼾の店主の寝顔を見ながらぼやき初め・・・

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