商店街歩道に並ぶプランターの花も越冬用のパンジーに植え変わり、車道の消雪装置も点検してたりと北陸の長い冬に向け少しづつ準備が整っている様です。
新聞には神社が厄除けの広告を載せ、当店でも厄除け餅の注文を受けるポスターを店頭に貼り、問い合わせの電話もポツポツとあります。
そんな中、去る２３日に私の高校時代３年間クラブ活動を共にした同級・後輩達との会食がありました。『勤労感謝の日』に集まると決めてから２０数年、当時２０名ほどいた中で集まれる人数はその時々で多少はありますが元キャプテンの葉書で集合、最近は温泉に入って昼食と年相応にゆっくりする事が多くなりました。
今回の出席は１５名一人一人が近況報告、ここ数年は親の介護・自分の病気・定年を迎えての過ごし方など話題も歳と共に変わって来て皆それぞれの生活をしていても、苦楽？を共にした仲間同士温泉につかって食事をするうちに昔に戻っている様でした。
金沢商業高等学校のハンドボール部、当時男子は歴史もあり何回も優勝していましたが創部３年目の女子は圧倒的に強い小松市女がいて常に二位か三位（県内チーム４校）・・・それでも３６５日休みは数日で部活動に明け暮れていました。
そして、三年生はインターハイを最後に引退するところ夏の県体まで残った私達三名の三年生を含めたメンバーで初優勝しました。この後も続く小松市女連勝の思いがけない一敗だと思っています。
金商デパートのオープニングパレードで当店前を通る後輩達の中に、部の名前のプラカードを持った数名の部員が行進しているのを見ると何とか続いている様で嬉しくて、今まで続く長〜い部活動の中華々しい活躍の女子バレー部の陰で女子ハンドボール部唯一の優勝をたぶん知らない後輩たちに手を振っています。
座が和むほどに十代に帰り、水を飲ませてもらえず脱水症状になった事やコーチが来れなかった時皆でサボってしごかれた事、北信越大会に皆で長野へ行けた事などコーチに来ていた男子ＯＢの方の話などで時を忘れました。
生涯の友人達を得る充実した日々を送れた事を毎回かみしめて帰りますが、店主を見て四十年以上たった現実に引き戻されます。皆それぞれの道を歩いている様ですが、私には今が一番！かな？
過去の私は認めたくなくても、私にも歴史はあるの！