１２月１８日の北国新聞に、金沢生菓子専門店会の『福を祈る、金沢のお正月』と云った正月餅と『成人を祝う』と赤飯・饅頭の広告が載り、店頭に『正月餅注文承ります。』のポスターも貼りました。
年賀状も刷り終え、大掃除は年が明けてからと諦めて、当店ならでは？の暮れを迎えています。
数年前まで｢正月餅の御注文は２０日から受けます。」と、お客様持ち込みの餅米も２０日以降でないとお預かりしないと頑なに云っていました。
ところが世の中何事も年々前倒しとなり、当店でも何時の頃からか２０日前から受ける様になりました。今年は、お歳暮など早くから受け付けているのも影響するのか先へ先へ落ち着かない事と成っている様で、１２月に入るとすぐ御注文されるお客様が増えたようです。
「商店街に来たついで。」と立ち寄られる方もいらっしゃるので、２０日に作っていた鏡餅などの見本もいつの間にか手で大きさを説明と申し訳ない事となってきてます。
例年御注文頂く方が多いので、毎年書き込む２７〜３１日まで日毎の顧客注文ノート（当店の宝物）が活躍しています。
家庭円満と一年をめでたく重ねる事を祈って神と人を仲介する尊い鏡餅を飾り、素材（餅と出汁）の旨さを味わうあっさりした金沢の雑煮を食べるお正月で、一年の福を呼び込んで下さい。。
人生の節目を祝う厄祓い、節分までに神社でお祓いをしましょう。
今年は、厄祓いで親しい方に配られる餅を紅白の丸餅にと御注文される方が続き、店主は鏡餅を切り分ける代わりの様で具入り餅よりは良いと作っていました。