今年も厄祓いの行われる時節となりました。
今回は厄祓いの説明として神社の資料を皆様にご紹介したいと思います。
◎破魔矢 厄除・魔除の破魔矢は、居間・寝室・和室などの部屋の真ん中より見て、北側或いは東北(東北の鬼
門)の鴨居などに刺してお守りとして下さい。
それが出来ない場合には、神棚の横に立て掛けて下さい。この破魔矢は、厄開けの年の左議長の神火
でお焚き上げ下さい。 (一年を経て)
◎お守り お渡しした肌守りは、特に大切な時や旅行などにご持参下さい。
普段は軽装でしょうから持ち歩けないので、神棚の上、又は高い所にお預け下さい。やはり、このお守
りも一年後の左議長にお焚き上げ下さい。
◎お鏡餅 お祓いを受けた鏡餅は、神様の霊力がこもり、食べる事により厄が落とせる。或いは、命が延びると
云われ、厄祓いの道具として伝わりました。
お家で御家族と一緒に召し上がって、家族の厄も落として新しいお年をお迎え下さい。
◎御祈祷札 神棚の横にお納めを、神棚の無い方は高い所に御奉斎(お納め)下さい。
神棚の扉の中に御奉斎するお札と違い、厄除(特定の願い事)のみをお願いするお札ですから、神棚の
扉の外、或いは神棚の両横に御奉斎下さい。
このお札も厄の開けた年の左議長の火でお焚き上げ下さい。
◎後厄の説明 第一の方法
一年後の12月に(年末)後厄のお祓いをお受けになり、新しい「お守り・破魔矢・御祈祷札」を
頂いて、前に受けた古い物は神社にお預け下さい。
この時は、初穂料と御神酒を一本のみご持参下さい。
第二の方法
後厄のお祓いが出来なかった方は、やはり一年後の正月元旦に神社へお参り下さり、授与所にて
「お守り・破魔矢」を新たにお受けになり、後厄の年のお守りとして下さい。
神社から頂いた品々をどうしたら良いのかと聞かれる事がよくあったのでご参考になればと思っています。。
今年こそ、りくつな考えをと思っていたのに残り二か月、可も無く不可も無くだねぇ〜