夜になると虫の音と共に涼風が入り、あの寝苦しかった熱帯夜が嘘の様な今日この頃こんな日が来る事を分かっているから待ちわびた日々、四季のある国に住んで良かったとつくづく思っています。
店の方は、地域の秋祭りも始まり赤飯も並び来週からは小豆餡も炊いてお彼岸にむけておはぎを作ろうと思っています。
何時もは、季節先取りでスーパーなどに並んだおはぎを見て店主をせかせていましたが、この暑さの中での小豆餡の保存も心配でお彼岸に間に合えば良いと思いまだ夏の品物を並べていました。
近年夏は開店休業状態ですが、とりわけ今年の夏はひどい日が続きました。
先日店主が出席した生菓子組合の集まりでも先行きの明るい話は聞かれず、店主が会長で開催した五十周年記念の時は80店舗程あった菓子店も10年たった今は60数店になったとの話で、残っている店々が忙しくなったかと云えばそうでもなく慶事時に生菓子が使われなくなったのを改めて実感しているところです。
それでも最近金沢では北陸新幹線開業に向けて、金沢らしさを大切にと衣・食・住各方面で昔からのものを掘り起こす傾向がある様に思えるので、私達生菓子屋も金沢の諸行事と併せて使われる餅・赤飯・生菓子等を今一度知らせる機会をつくったら良いのではと思っています。
街外れのいち生菓子屋ですが、何か出来る事がないかと模索中です。。(まずはお彼岸の手造りポスターでも作ろうかな!?)
貴方は何時でも「無駄な努力するより、果報は寝て待て!」だけどねぇ〜