OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで30数年、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

『 夏 休 み ? ・・・ 』

今年の金沢の夏は、梅雨が明けたとは云え日中は蒸し蒸しとした日や急に雨が降る日が多く、朝晩は秋風の様な風が吹き例年に無く短い夏が過ぎていくようです。
 各地で台風・地震の被害が出ている様でお気の毒な事だと思っています。

 私事ながら香港に在住の3歳の孫息子が、父親が所用で2日程帰国したのに同行して来て6月13日から一人で当店に滞在し忙しい氷室の時期を共に過ごし、7月17日に一時帰国した母親・6歳の姉・1歳3か月の弟と共に商店街の夏祭りを堪能し、先日迎えに来た父親を交え今日無事香港へ帰って行きました。。 
 
 6月からほぼ2ヶ月の間、店主の後を金魚のフンの様について回り姿が見えないと「じぃじ、じぃじ!」とセミの如く探し回り、氷室が終わると夏祭りまで一休みの店主にとって孫息子との付き合いは楽しいながらも体力的には大変だった様です。

 この孫息子、餅・饅頭・赤飯が大好き!赤飯のおにぎりなら2〜3個、笹餅・饅頭は1個では物足りなそう、食べている時の幸せそうな顔は饅頭屋のイメージキャラクターに推薦したい程でした。
 
 昔は出産の後にはお乳が出る様にと餅を食べさせ、又出産祝いに行かれる方も手土産にと餅を買いに立ち寄られたものですが、今では出産後の餅はお乳が張り過ぎると勧められていないとか・・・
 
 餅屋を営む方の中でも餅はあまり食べない人が多くなったと聞きますが、幸いにも当店の店主をはじめ子供・孫達は餅大好きの一族で、まだ後は継いでいないものの当店の跡取り息子は暮れの餅搗きの手伝いに来ると必ず「うちの餅が食べたいと云う人がいる限り、店は開いとらなぁ〜」と云っていますが、強いて「4代目!!」との声はかけられません。。    
 
 とにかく「じぃじの搗いたお餅がおいいしぃ〜!」と言って食べている孫息子を見て店主は『餅屋で良かった!』と思っている様でした。。

  

本当はSLの機関士に成りたかったんだよね。どちらも蒸気出してるけどねぇ〜。


2009/8/11

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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