OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

春 深 し 時

 

好天に恵まれた大型連休も終わり、テレビには休み明けの人々の姿が映されている。
    
 当店にも東京で暮らす娘が帰沢したが、春祭り端午の節句と続く商いが忙しく、久々に休みを満喫とはいかなかった。  ポスター 節句餅
 
 商売毛のない店主や兄がじれったくて、店頭で目立つようにと一筆書いてくれた。 

 金沢生菓子専門店会から配布された「柏餅」のポスターを貼るのを失念しており、商売への意気込みの欠如を反省した。

 「昔ながらの商いを」と言っているが、味は変えなくとも時代の波を乗り越えなければ先行きが心配だと、娘から教えられた。  
 
 今日は、「兼六園」が明治初めに一般開放されてから150年の記念日で無料開放。
 
 今朝の新聞では、石川観光の不動のエース大名庭園「兼六園」も時代の波にさらされ変革を迫られているそうだ。
 
 庭でさえ「殿様の様にデンと座して客を待つ姿勢で良いのか」と言われているに、商売人の我々はもっと知恵を絞って考えなくては…。


変革の言葉が嫌いでは、話にならんねぇ〜


2024/5/7

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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