6月21日〜7月6日頃までを二十四節気「夏至」、そして、七十二侯の末侯「半夏生」が7月1日〜6日頃。
半夏生とはドクダミ科の花の名前ですが、暦日の「半夏生」とは「半夏生ずる」から付けられて、この頃に降る雨は大雨になる事が多く「半夏雨」と云う。
その「半夏雨」で今回大変な災害が引き起こり、一日も早く救出されることを祈るが、石川県でも明日にかけての大雨警報が出ている。
お陰様で氷室も無事終わったが、今年は氷室前の日曜日から氷室1日までの数日に注文が入り、当日は餡子がある限り作っていたが早々に完売した。
店主は「毎年と同じくらい作っている」と首を傾げたが、お客様の何人かが「氷室って、何日までしてるんですか?」と聞かれるくらい、1日前に買われていたのかも。
これからは店頭に、夏の「ささげ餅」と「笹餅」が並ぶが、夏に餅が並ぶ店が少ないようで、店主は、真夏になったらどうするか迷っている。
お客様も夏の餅を知る人が少なくなり、「夏のこれが食べたくて、金沢へ来た」と云われる帰省の方も、引き続くコロナ禍の中で帰られない。
「ささげ餅」の、ささげ(大角豆)は煮ると小豆より割れにくく、食感もしっかりとしていて、店主の大好きな塩味で、餅にしっかりと付けてある。
「笹餅」は、笹の中が白餅の店もあるが、当店のは黒豆入りの餅で、これもまた塩味で、食欲のない時に腹の足しとなる。
金沢の人が、昔から食べていた夏の餅、やはり廃らすわけにはいかないて。。
一回目のワクチン接種も済ませたし、頑張って仕事せにゃ!