今日は二十四節気の『大寒』で寒に入って一番寒い日と云う事ですが、ここ数日は雪はちらつくものの前の通りに雪はない。
北陸新幹線開通まで60日を切り、街も人も浮き足立っているような気がするが、街端にいてもアーケードがきれいになり少しは協力出来ているのか…。
そんな今日、店の前で4〜5人の方が行ったり来たり、市役所の方が看板の調査だと云われコンクリに彫り込んだ店名を図っていた。
「看板がないので通り過ぎた!」と、お客様に看板を出すように度々云われながらも店と分かるのは彫り込みの店名だけで今まできたが、これが看板と云われたのは始めて。
金沢がテレビなどで放映される機会も多くなり、駅に行くと観光客が目に見えて増えているのも感じるが、近江町市場へ買いに行った店主が前に買っていた店の店先が観光客ように改装され並んでいる物も違うと云って帰ってきた。
日曜日たまに市場へ行く私、観光客用の品物しかなく観光客の姿がほとんどの最近は結局何も買わずに帰って来る。京都の人が錦市場へ行かないと云う気持ちが分かるようになった。
観光都市をめざし、人が集まり経済効果が高まるのはいいが、住んでいる人が小さな事でも不便や不自由さを感じるようになったなら街を誇れるか?
「テレビに紹介され忙しくなって大変!」と云う声を聞き、羨ましいような羨ましくないような…。
テレビに出ると孫に吹聴し、チラリとしか映らず申し訳なく悔しがる…