明けましておめでとうございます。
元日は小雨交じりの寒い一日でしたが2〜3日と金沢の正月とは思えないような日が続き、毎年雪を踏みしめての墓参りも日向ぼっこをしたくなるような暖かい陽射しの中で済ませて来ました。
暮れには朝から雪交じりの日もあって、福岡からアルバイト?に来ていた孫が“雪すかし”が楽しくて店の前の舗道を隣近所まですかしお隣の方に感謝されていました。
小学2年生の子ですが大きいので、この格好で遠目に見るとちょっと小さな若者にも見え頼もしがられていました。
鏡餅の注文が年々減って来たこともあり、例年は前日の午後遅くに搗いていたのを夜中起きて一番の餅搗きとし注文の餅を全部搗き上げるまで食事もしないで頑張ってくれました。
特に29日は年内に届くようにと送る餅が多く午後からは荷造りに追われ、またお客様の高齢化も進み「餅が切れない」と云われる方も多くなり息子達が主力となって切っていました。
お客様だけでなく当店も高齢化していますが、89歳になった姑が未だ現役で夜中から起きているのには息子達も感心していますし頭が下がります。
31日まで餅搗きをしている饅頭屋も少なくなり、正月用の上生菓子を作らなくてよい当店では搗いていますが取りに来られるお客様も近年は気忙しくなったのか早めに来られるので仕事納めも早くなり、昼過ぎには年に一度の仕事場の大掃除をしていましたが大きな道具の移動など息子達に頼っているようで世代交代?
姑の元気と息子達の活力に支えられ終えた暮れの餅搗きでした。
暮れの一日は長いのに、正月の数日の早いこと・・・