夏定番の生菓子「ささげ餅」を今週から作り始めた。
例年は、笹餅やくず餅と共に夏の生菓子としてもっと早く店頭に並ぶはずだった。
土用餅として届けたり、お盆で人が集まるのでと注文されるお客様に対応していた。
ところが今年はささげ豆が品薄で、問屋からは今までの実績割合配給でいつもより少なかった。
年々売れ行きは減っていたが、「ささげ餅を食べて金沢の夏を感じる」とのお客様も健在。
当店では赤飯は小豆で作り、ささげ豆は夏の餅にだけ使っているが、赤飯に使う店もあるようだ。
今日は、ささげ餅が大好物で「とびつき」「ふじのめ」と言って食べる日を楽しみにしていた実家の亡父の祥月命日。
思い起こせば42年前、24・25日は下馬地蔵祭りと奉納盆踊りがあり26日に店主は後片付けをしていた。
店頭に並べたささげ餅を見て想いをはせ、猛暑でケースの中の温度が上昇せぬ間に売れるよう祈った。。
盆踊りがなくなって、地蔵祭りを守らなねぇ〜