七月一日は氷室の日です。
昨年に引き続き、今年もコロナ禍の中で迎える氷室の日で、事前に施設へ氷室万頭を寄贈するのは中止となった。
だが、昨年は数名の役員で参った、誓願寺の道願屋彦兵衛さんの墓参りには、今年は店主に声がかかった。
店主は、お墓に供えた残りの酒を貰ったと、四合瓶の酒を大切そうに抱え、ニコニコ顔で帰ってきた。
「平野さんが欠席なら、ワンカップにしようと思った」と、生菓子専門店会の会長さんに云われたようで、本人は笑っているが経費の掛かる人がいると迷惑だ。
先日は北國新聞に、例年のように「金沢、夏の風物詩 氷室饅頭」との新聞広告が載った。
ここには、金沢生菓子専門店会の会員の店の名前が掲載されるが、年々その数が減り今年は40軒を切った。
店主曰く、「寺で参った後、饅頭肴に酒飲んで、皆で話して楽しかった」その後バイクで?帰ったのは、何十年前の話か。。
ここ数年、万頭作りは涼しい日が続き、老いの身には有難いねぇ〜