彼岸の中日も過ぎ、テレビのニュースでは桜の開花時期もそろそろと予想されている。
15日から始められたと聞く兼六園の雪吊り撤去作業も、園内唯一の枝ぶりと云われる唐崎松と名木の玩月松の雪吊りが今日外され、花見の時もすぐそこに…。
小立野校下の町会連合会役員の店主は、今月に入って会合が度々あり、先日は当店の包菓子をお茶うけとしてご注文頂いた。
毎年恒例の事なので、お世話される方は小立野の菓子屋を順に注文されるようで、よそのお店の包菓子を開いてみるのも楽しみで勉強になる。
夜の会合が多いので、せめて翌朝でも美味しく召し上がって頂ければと思うが、当店の品数では限りがあるといつも店主にぼやきながら、この時期の同じような包菓子となる。
そして毎年、「いつも作っとる餅菓子が一番うまいんや!」との店主の言葉でまるめ込まれる。
世の中は、目新しい物が溢れているというに、信念か意地か!?