五月五日は端午の節句と今年の立夏の始まりで、常ならば新緑の清々しい季節を楽しむはずが…。
そんな出口の見えない自粛の日々が続く中、ゲームをしたがる孫を連れ出し、人通りの少ない昼下がりの散歩。
人通りのない裏道を回って21世紀美術館に出たが、閉館中の美術館の前庭で数人の子供が走り回っていた。
ひと時待って人が去った頃から孫が走り出し、日頃の欲求不満を吐き出しているのを見て、子供達も大変な体験をしていると思った。
三月末から五月にかけては、総会屋のように会合や総会が続く店主も今年は全てが中止となり、買い置いた晩酌の酒が数日で消えてゆく。
「外で飲むよりいいやろ!」と威張って言う。しかしながら外では飲むだけが、家ではその後の餅が余計で太りそう。
町会や振興組合も総会資料を配布して、小立野公民館の行事予定表は空欄が並び、町会長に届けられる小学校の予定表も届かず、金沢生菓子専門店会の毎月の集まりもない。
けれども今日、3月29日以来40日ぶりに石川県の感染者が0人との発表。「明けない夜はない」と呟く。
「あったかなって銭湯行かんし、体重計らん」それにしても、でかい腹!