昨日は二十四節気の啓蟄で、本当の春になるまでは三寒四温の日が続くようだ。
例年通り店頭に飾ったお雛様が、店に来られたお客様をお迎えしています。
今年は雪が思いの外積もり、いつまでもお雛様を出す気分になれず二月の終わり頃にやっと飾ったので、やはり旧暦の雛祭りまで店頭に居てもらう。
今年もまたお雛様の頃に、当店の子供達もお世話になった書道塾の先生が、紅白万頭を注文に来られた。
書道塾の生徒達が出品した書展で表彰された方達が、名前を印刷した祝いの紙に包んで塾の皆に喜びのおすそ分け。
先生は皆に、「これを食べて、賞を取るような書を書くように」と奮起を促すようだ。当店の三人の子の中で、万頭を配る方になったのは1回か2回あったかな?
「配る方頂く方共に美味しい万頭だと喜ばれたよ」と先生から聞いて、数日にわたって塾が開かれる教室へ配達した店主の労苦も報われた。
お雛様は40年経っても可愛いお顔、頭は白く贅肉の付いた顔みて過ぎた歳月を思う