二十四節気の『雨水』も過ぎ、雪が降っても淡雪と消え、今年は春の訪れが早いのではと期待している。
20日に発行された「Clubism」3月号に、『あんこVSクリーム』特集で当店のえんどう餅が載った。
「和生菓子と洋菓子のどちらが好きか?」と聞かれて、「どっちも!」と答える人には楽しい企画で、生菓子専門店会の店数軒も生菓子を提供し美味しそう。
当店以外は餅菓子の他に焼き菓子など並べられ、「ほらね」と声には出さずにじっと店主を見るが、店主は反応なし…。
洋菓子も美味しそうな物が多く、和洋折衷の菓子も載っているが店主の渋い顔が浮かびページをそっとめくる。
どれほどの人がこの本を読むのだろうと想像していたら、さっそく今日店の所在地を尋ねる電話があり、残念ながらえんどう餅売切れで「もぅ〜」と店主を睨むが、店主は反応なし…。
結局、本に載ろうが載るまいが反応のない店主ではお客様に申し訳ないので、四代目に望みをかけるが店主を見習う身では心もとなく、昔ながらの味しかないか…。
昨年の暮れには『櫻坂』22号が発刊され「銭屋のおんなたち」が載り、20〜22号で書き上げてほっとしているが、次の作品が思い浮かばず店主を見ると...ますます思考がにぶる。
老眼鏡は買ったけど、新聞読むだけで疲れるもんねぇ〜