OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

秋 祭 り と お 彼 岸

 

地域にある神社の秋祭りが次々と行われている。

 14〜16日には県立図書館近くにある「上野八幡神社」の秋祭りが行われ、14日は3年に一度の獅子舞が町をまわった。 獅子舞 獅子舞
 
 当日は、午前中の雨で実施されるか危ぶんでいたが、昼頃まわっているのを見て当店は店を開いて待っていた。
 
 待ちかねた獅子舞が来て、獅子頭を操る人や胴幕を中で支える人達、獅子に斬りかかる演舞者達、囃子の人達で総勢70名ほどと聞いた。
 
 熟練の世話人達と、獅子舞の演舞や囃子の若い人達が融合して、伝統を守る姿に感心した。

 そして、24〜26日は店主が氏子の「椿原天満宮」で、10月1〜3日は21世紀美術館前の「石浦神社」が秋祭り。

 そんな中でも20〜26日まではお彼岸で、東京から帰沢していた娘が店頭に貼る広告を書いてくれた。

 今まで新聞に大きく掲載されていた彼岸の報道も、数々の秋のイベントに押され気味で片隅に載り、日本の伝承行事が忘れ去られる危機を感じた。 お彼岸

 お彼岸には「おはぎ」を供える習慣も、仏壇を処分したり墓じまいでどうなるか、せめて先祖を偲んで召し上がって頂ければ…。


伝統を守ろうと結束する町民の姿がいいねぇ〜


2025/9/28

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく…

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