ゴールデンウイークの人出に驚いていたら、案の定、石川の感染者数の増加が止まらない。
石引商店街の飲食店も、軒並み午後8時には灯を落として、街路灯とコンビニの明かりだけで人通りも少ない。
今週からは向かいのおでん屋が、来月13日までの長い休業の張り紙を貼り出した。
忙しくて外食が多かった人や、一人暮らしで外で食べてた人は、どこもかしこも休みで大変だと思う。
外出を控えるこの頃、お客様から週に1回ぐらいの間隔で、えんどう餅と赤飯、玉子煎餅を、結構な数でご注文頂いている。
以前は年に数回店頭へ来られ、小立野や石引の昔話を懐かしそうに話され、こだわりの餅をご注文されていた。
丹波の黒豆がたくさん入った豆餅で、店主は近江町市場へ買いに行って、苦労して搗いていた。
何年か前から豆餅は食べられなくなったようだが、今は娘さんから電話で、届けた品々を喜んで食べていらっしゃると聞く。
新しい生菓子は作れないが、昔からの品物を喜んで頂くお客様がいらっしゃる事に感謝して、コロナ禍の中で頑張ろう!
「酒を飲まずに、おでんは食えん!」そんな人ばかりじゃないって云うに…