寒も開け、これで雪が降っても大したことないと高を括っていたら、障子を開けるとそこは銀世界。
これまで降ると言っては肩透かしだった天気予報がここにきて大当たりで、昨日は道路縁の雪の塊に足をのせて車に乗り込み、大型スーパーの屋内駐車場を有難く思った。
今日は、夜中から降り続いたと思われる雪で舗道に積もった雪の上に、止む間のない牡丹雪が見る見るうちに重ねて積もる。
降る雪を見上げるだけの店主に代わって、見るに見かねた当店若旦那が降る雪の中で雪すかし。
玄関口と車道縁の雪をすかして何とか出入りに道をつけたが、昼頃黄色いランプをクルクル回し除雪車が通り、車道縁のすかした所にどっさり雪を置いて過ぎて行った。
玄関口のすかした所には、舗道の真ん中に積もった雪をよけて足を踏み入れる人で自動ドアが開き、店に出てもお客様の姿がなく、「戸開けとけ」と店主の声。
「この寒いのに戸を開け放した店が何処にあるか!」と、止みそうにない雪を店先にて眺め心で物申す…困ったもんだ立春寒波。
融けるのは分かっている雪、どうせなら夏まで置きたいねぇ〜