今年の大寒は1月20日で、先週は寒気団が停滞して週末にかけ荒れた天気だと予報され、金沢も雪が積もると覚悟していたが心配していたほどでなく店の前の舗道は、人の往来で何時しか融けていた所にうっすらと積もった雪が、今朝は冷え込んで凍り付いていた。
店頭にお客様が訪れないのを良いことに?引きこもり状態で、「店番もいなきゃ、来る人も来ん!」と云う店主の嫌味を聞きながらも暖かい部屋から出られず…。
そんな中での仕事は鏡開きでおろされた鏡餅の搗き直しで、例年通り従業員に配るといった餡入りの餅や、かき餅にすると昆布を混ぜたとぼ餅を作っている。
正月の天気が良かった今年は、寒いお御堂に飾りいつもはカビない餅も思ったよりカビたようで、寒の水でふやかした餅を息子がカビを落として切り分けている、
店頭の餅より大きめの餡入り餅は毎年待っている人もおられるようで、鏡餅を粗末にしない人達に喜んでもらえるよう搗き直し餅と格闘?している。
大寒が開ける節分には、お寺に納める最後の厄払いの鏡餅を作り、気分も新たに立春を迎えたいと思っているが…。
年を重ねるごとに事務的な事や雑用に取りかかるのがおっくうになっている自分に克つ!寒の水で気を引き締めて。
新年会が続いて、酒でふやけてるんでは…?