あと数日で十二月、つい先日餅つきを済ませ正月を迎えていたように思っていたが…あっという間に暮れの餅つき。
報恩講が行われ七五三や厄払いと十一月も少しずつ忙しくなってきた中、福岡に住む娘から長女と東京へ出かける間の留守番を頼まれ13日から3泊4日の旅に出た。
数年前に長崎へ2日間の駆け足旅行で訪れた以来の九州それも福岡で、孫息子二人と過ごす日々で娘婿は夜に顔を合わせるぐらい、とは言っても娘一家の生活を垣間見ることが出来た。
14日は二人が入っているサッカーの練習があり、学校から帰った1年坊主を連れて近くのグラウンドへ…
小学校のグラウンドを想像していたのに、広いグラウンドにびっくりし周辺に建つ図書館や博物館に二度びっくりで、後から来て練習中の3年坊主を残して暮れなずむ中を孫の手を引いて家路についた。
洗濯と掃除に時間を費やし、16日のラグビーの練習に出かける為に済ませなければならない3年坊主のたまりにたまった宿題をさせる。
土曜休みの15日は、午前中に宿題の続きをする兄の横でちょこまかと動き回る弟を窘めながら洗濯と掃除で昼近く、今日中に終える目途がついた兄と歩くのは嫌だと云う弟を連れ地下鉄で繁華街の天神へ…
二人に買ってあげると云ったトミカのミニカーを売っているとネットで探し当てた天神パルコ、地下鉄の改札口から地上へ出ずに行き着き二人が興奮するトミカ専門店で希望の品を手にして、その後食事の予定が余りの人波にソフトクリームを食べ家路についた。
最寄り駅で地下から上がると「サザエさん通り」のフラッグが目に入り、三年生にしてはしっかり者の孫息子の説明でサザエさんの原作者長谷川町子さんが住んでいた町が近いと知り???と思いながらも、その道からも帰れると云われ導かれるままに進んだ。
云った通りにマンション近くの大学があり、学園祭真っ最中の敷地内を通り遊ばせながら食べ物も少し買い孫達と三人の冒険が終わった。
話しを聞いた娘から「あの二人連れてよく行ったね」と褒められたのか呆れられたのか分からない言葉を貰ったが、疲れたけど楽しかった。
サザエさんの話しは、町子さんの妹が療養に来ていて少しの間一緒に暮らした所らしい。
16日は、宿題を済ませ晴れ晴れとした兄と久々に母親と会って嬉しそうな弟が、今度はラグビーのユニフォームに身を包み朝早くからグラウンドへ…
先日とは違って車で出かけた海沿いの広々とした所、サッカーボールを持参した5年生の孫娘とグラウンド横で目の前に海が見える広場へ行き、サッカー選手の長女に走らされ金沢へ帰ってからの吾身が思いやられた。
店主が町会レクリエーションで滋賀県へ出かけて留守の家へ帰って気が抜けたが、持参した赤飯と豆餅を喜んだ孫達の成長と娘夫婦の奮闘ぶりを知る事が出来たよい数日だった。
今年の暮れの餅つきは男二人で来ると知らせてきたが、戦力になるかならないか店主の指導が問われる…。
いない間に色々ありそのたびに電話、一人立ちの準備をしなくてはねぇ〜