今年も夏を迎え、金沢では氷室万頭を食べる7月1日が近づいた。
例年のように12日には、金沢生菓子専門店会の数人が元祖道願屋彦兵衛の墓参りに行った。
これまた恒例で、店主はお供え下しの清酒の瓶を頂き嬉しそうに帰ってきた。
金沢市内の養護施設へ氷室万頭を配り、新聞広告には金沢生菓子専門店会会員の店名が載った。
十数年前まで、氷室の新聞広告には40店以上の名前が載っていたが、今年は30店を切った。
生菓子店は年々廃業が増え、お客様に「街中ではデパートしか店が無くなった」と言われる事が多くなった。
氷室万頭はどこでも売れるので、生菓子屋に先んじて方々で売り出されているが、当店は今日から店頭に並べた。
今年は朔日が土曜日で職場など配られるのは月末と思われますが、夏を乗り切るため大勢の人に食べて頂きたい。。
暑い中で作るのは老体に堪えるねぇ〜