東京では四年ぶりの大雪と云って、十数センチの雪で交通や日常生活に大変な影響が出ていると報道されています。
北陸の上空にもかってない寒気団が近づいて吹雪の日が続くと先週からの気象予報で心配してますが、当店前の車道や舗道は10日から降り続き固められていた雪も跡かたなく消えているので、又もや降り積もると云われる雪にも寛容です。
大寒だから仕方がないと思っています。
大寒になると、寒餅の注文もさることながら正月の鏡餅が持ち込まれ、仕事場には固い鏡餅を寒の水に浸けたポリバケツが並びます。
寒の水に浸かり一週間ほどした供え物の鏡餅を搗き直して、再び口に入る餅へと変える仕事が始まります。
まさに寒波到来の今朝、2軒の会社から持ち込まれた鏡餅を餡入りにした大福にと500個あまり作りました。
餅を蒸す蒸気は上がっているものの、換気扇が外の吹き付ける風に対抗してゴーゴーと唸り、出来上がった大福を並べる指先が凍えてしまうよう、足元からは夜明けの冷気が這い上り、大寒の仕事は年を重ねると辛くなります。
「お前最近偉そうやなぁ〜」寒すぎて文句ばかりでごめん!