昨日は二十四節気の「芒種」で、大麦や麦などイネ科の穀物の種をまく季節となった。
当店では6月に入って、店頭ケースの中に柏餅とまきだんごの横に笹餅とくず餅を並べていた。
金沢には今でも行事ごとを旧の暦でされる方がいて(私もお雛様を4月3日に仕舞う)、節句の餅を作っていた。
柏の葉が無くなって柏餅は3日迄だったが、まきだんごは今日迄と。
お買い上げのお客様には「来年も宜しく」と言って、朝から並べたまきだんごも午後には数個になった。
これからは、笹餅やくず餅それにささげ餅など夏の生菓子が並び、餅屋を商って感じる季節の移り変わりだ。
品数の少ない当店でケースを埋める唯一の時を毎年繰り返しているが、年のせいか季節の巡りが早い。。
藪をこいでの笹取りで、熊と会わないようにね!