今年の秋は新幹線開業の福利か例年にも増して週末のイベントが多く、新聞やテレビで早くから案内されているが、中でも15日に開催された「金沢マラソン」は全市を挙げてのもので、店主も小立野町会連合会の一員として沿道での応援に出かけた。
午前9時に広坂のしいのき迎賓館前をスタートしたランナーが、10時頃には通過すると思われる旭町付近へ二人で出かけた。
小立野台地から浅野川の方へ坂を下りる頃からブラスバンドの音楽が聞こえ、朝方からの雨もやんで散歩気分でウキウキし、車に乗って日頃は歩かない店主は渋々歩いて近道を探す。
早めに出かけたはずなのに沿道には多くの人がいて、沿道横の駐車場では学生やグループの演技が行われ賑やかで、やがて走ってきたランナーに声援をおくった。
じっとしてられない店主と共にランナーの進む方向に歩いて、コースの中では一番狭い道を走り抜けるランナー達の様子を見に椿原天満宮の下まで行った。
ここでも顔見知りの人達が応援するのに会って、ボランティアの人達が上手にランナーを誘導する姿に安堵し、天神坂を上って店主とのささやかな応援が終わった。
店の前を走るマラソンの応援は何度か経験していたが、あれだけ多くのランナーを見たのも初めて、一生懸命応援する沿道の人波も初めて、音楽や踊りで応援するのを見たのも初めて、私は楽しかったが店主は…。
イベントが目白押しの中、同人誌「櫻坂20集」が発刊され、今回は銭屋五兵衛の妻まささんの話を 書かせて頂きました。
書き上げた夏の終わりに、恒例の下馬地蔵奉納盆踊りで百万石音頭で踊っていて「銭屋五兵衛の声がす〜る〜」の一節が聞こえ心にしみいったのを思い出しました。
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋と残りわずかな暖かい秋を楽しみましょう。
スポーツも芸術も、まして読書も不得手な貴方は何を…?