今日から21日まで、夏到来少し前の二十四節気の一つ小暑で、そして今日は令和7年7月7日の七夕。
氷室の時には多くのご注文を頂き、朔日の店頭販売も盛況で昼過ぎには完売となり、買い損ねたお客様には大変申し訳ありませんでした。
例年になく早くからご入用の方が多くて、店主は万頭の販売予測数の判断が難しかったようで、例年より増やしたが足りなかった。
先日、石川県菓子工業組合より発刊された冊子「推し菓子探そう」で、昨年の氷室万頭を計測撮影した「氷室まんじゅう図鑑」に当店の万頭がありました。
抜粋した店の氷室万頭の断面が載っていて、当店のは一番右側の下から二番目。
皮が薄くて餡が多いのは薄皮万頭だから、やはり酒万頭は皮が厚くて餡が少なめと、比べてみてあらためて納得した。
この冊子によると、氷室まんじゅう食べ比べの会があるそうで、価格と重量から始まる独自の計算を参考とし、酒味・餡味・皮味の嗜好点と合わせ順位が付くそうだ。
食べ比べをする話は何人かのお客様から聞いたことはあるが、ここまでする話は初めて知った。
店主に見せ「皮の底が厚いのは餡の包み方かな」と、それとなく反省を促したが「餡がたっぷり入っている」と、満足げな顔をされた。
たかが万頭、されど万頭で、真剣に生菓子を愛して下さるお客様方に感謝して、当店一同気を引き締めて頑張ってまいります。。
これから長くて暑い夏が始まるけど、老体を労わりながらだねぇ