昨日は旧暦の節句で、店頭の節句餅「まきだんご」も納めとなり、菖蒲湯を沸かした。
「くず餅」は数日前から並べていたが、「ささげ餅」と「笹餅」も今日から店頭ケースに並べ、夏の生菓子に衣替えした。
各地での熊出没の報道で、店主の笹取りを心配していたが、数日分の笹を取り無事帰ってきた。
並べてすぐに、笹餅を待っていたお客様がお買い上げで、幸先が良いと店主は喜んでいた。
店頭に売り出しのお知らせを貼ったが、横に貼ってある娘の筆跡を見て自己不信に陥った。
四季の移り変わりを生菓子で届けるのを、店主から息子へ意義ある使命として受け継がせたいものだ。
とわ言え商売としては食品衛生法も厳しくなり、茹でた笹を使っている店があると聞いて、笹の抗菌作用を調べてみた。
昔から笹の葉に包んだ物は傷みにくいと言われ、生笹に含まれる揮発性物質には抗菌作用があるそうです。
そうと分かったので、店主には熊を恐れず笹取りに行ってもらいます。。
今はまだ、やぶ蚊が出ないだけでも良い時節かね…