OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで50年経ち、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

今 年 も 氷 室 で す

 

本当は梅雨の季節なのに真夏のような暑い日が続き、夏本番を迎えるのが怖いです。

 氷室の日は7月1日で、例年は28日から店頭に氷室万頭を並べるが、注文の万頭があり今年は早々と並べた。 ポスター 店頭ケース
 
 午前中の雨模様のせいか、早すぎたのかお客様の反応はいま一つだった。
 
 店主は18日に、東山の誓願寺へ氷室万頭の元祖「道願屋彦兵衛」の墓参りに行った。

 例年はこれに続いて、市内の養護施設へ氷室万頭の寄贈があるのだが、金沢生菓子専門店会が休止中で行われない。

 当店が金沢生菓子専門店会から買っている、万頭を包む「氷室」のナイロンポリも昨年の残りだけで、当然足りない。 シール

 苦肉の策としてシールを印刷し、袋入りの注文や包装した上に貼ることにした。

 一個一個の万頭に「氷室」の表示はないかもしれないが、平野屋の味として店主と息子が黙々と作る氷室万頭です。

 何万個と作る大手の菓子屋と違い、当店だけでナイロンポリ注文するとうん十年もあるだろう。。 


小さな店は、肩を寄せ合い商わなくてはならないのにねぇ〜


2025/6/26

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく…

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