本当は梅雨の季節なのに真夏のような暑い日が続き、夏本番を迎えるのが怖いです。
氷室の日は7月1日で、例年は28日から店頭に氷室万頭を並べるが、注文の万頭があり今年は早々と並べた。
午前中の雨模様のせいか、早すぎたのかお客様の反応はいま一つだった。
店主は18日に、東山の誓願寺へ氷室万頭の元祖「道願屋彦兵衛」の墓参りに行った。
例年はこれに続いて、市内の養護施設へ氷室万頭の寄贈があるのだが、金沢生菓子専門店会が休止中で行われない。
当店が金沢生菓子専門店会から買っている、万頭を包む「氷室」のナイロンポリも昨年の残りだけで、当然足りない。
苦肉の策としてシールを印刷し、袋入りの注文や包装した上に貼ることにした。
一個一個の万頭に「氷室」の表示はないかもしれないが、平野屋の味として店主と息子が黙々と作る氷室万頭です。
何万個と作る大手の菓子屋と違い、当店だけでナイロンポリ注文するとうん十年もあるだろう。。
小さな店は、肩を寄せ合い商わなくてはならないのにねぇ〜