今年は2月早々からひし餅の注文があり、慌ててひし餅のポスターを店頭に貼り出した。
ポスターを貼ると、雛人形を出さなくてはと気が急いていたが、コロナ禍での確定申告の届出を昨日済ませて今日やっと飾った。
当店のお雛様は幼顔で、飾る方は老いるばかりだが何年たっても可愛い姿で店頭を飾る。
3月3日の雛祭りまで数日間だが、金沢では旧暦の4月3日が雛祭りと云っていた事もありそれまで飾る。
天皇誕生日の今日は昼頃に天気も良くなり、兼六園側の金沢神社へ行く途中で『成巽閣』に雛人形展示の看板があるのを見た。
こちらで展示される雛人形は加賀藩前田家伝来の人形で、代々の奥方様たちが大切に守り続けたもので、雛道具も梅鉢の紋入りで素晴らしい。
旧暦の雛祭りが済んだ4月19日迄公開されているようで、当店で搗いた正月餅を飾って頂くご縁で十数年前に見せて頂き感動したのを覚えている。
本物のひし餅より飾り物のひし餅が良いみたいで、どれくらい作ればいいかねぇ〜