OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで40年を過ぎ、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

『 深 ま り ゆ く 秋  ・・・ 』

 

   
 11月3日は小立野文化会館で恒例の文化祭があり、当店の餅と小豆の炊いたのでぜんざいが作られ、パック入りの赤飯が並べられました。
 夜中から作って朝無事納めることが出来ほっとし、午後からは金沢美術工芸大学の文化祭で恒例となっている仮装パレードが当店前を通り、秋の陽光の中で仮装の若者が眩しかった。

 前日の雨で心配していたが、晴天となった5日は町会の秋のレクリェーションで越前大野へ。

 このためにと出発時間を早めて着いた大野城下で朝市を見学し、暫し散策の後バス移動で食事をして紅葉の九頭竜「夢のかけはし」へと向かった。  九頭竜 九頭竜

 バスの中から抜けるとような青空と連なる山々を眺めながら、山間に一瞬見えた白山に歓声をあげ童心にかえって九頭竜「夢のかけはし」に到着。

 鉄色の水に山の紅葉、元は朱色と思われるが今は趣のある赤朽葉色となった橋で、渡るには30分はかかると聞いて店主は迷わず橋の袂で見学し珍しく撮ってもらった記念写真。 平泉寺 平泉寺 平泉寺
 
 その後の移動で名前は寺でも神社の「白山平泉寺」へ参拝に、坂を登って鳥居をくぐって本殿まで果てしない自然の石段が続き、ここでも店主は「何度も来とる」と言って土産屋横でオカリナ演奏を聞いていた。

 普段なら足も止めない演奏に聞き入る店主。「箱が置いてあればお金入れるのに」との珍しい一言に、旅先での高揚からか、はたまた深まりゆく秋に物思う故かと戸惑う私…。


久々のバス旅行で昼食まで酒断ちとは、さすが町会長!


2017/11/7

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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