昨日、店主が町会長を務める石引大四会の100周年と、前理事長だった石引商店街振興組合の50周年の、記念式典と祝賀会が金沢城大手門前のKKRホテル金沢で行われた。
何時もは「挨拶は短く、宴はゆっくりと」がモットーで金沢弁の本当に短いスピーチで終わる店主も、少しは改まって式辞らしく4分半を過ぎる挨拶となった。
それでも金沢なまりは抜けないのか、数ある場でのスピーチを聞き慣れている方から「平野さんらしくて良かった!」との言葉を頂戴したと本人は云っていたが、褒められているのか慰められているのか分からない…。
4分半を早く終われと聞いていたので、今日のニュースで某国家の党創立70周年記念式での某書記の演説が25分間だったと聞いて、その間微動だにしていない隊列は人間業とは思えなかった。
今回の事で調べて石引大四会の名前が、大正天皇御大典の大正四年に、皇室の慶事を祝うため町を挙げて一致協力が必要と、金沢市内の町会が組織結成された時に誕生したと云う事が分かり、大四会は大正四年に出来たとしか知らなかったので由来が理解出来た。
ゆえに、金沢市内に100周年を迎える町会は多いと思われるが、市長や市の商店街関係の来賓を招いての式典が開催出来たのはそう多くないのではと、和やかに祝宴に集う70名近くの人達と、この日の為にご苦労された方々に店主と共に感謝の言葉しかありません。
石引は本当に良い街、店主の好きな石引小学校校歌の一節「名も力ある石引の」となるようにと、新たな誓いを…。
皆のおかげで良い会をもてて、美味い酒が呑めたねぇ〜