明けましておめでとうございます。
年末の餅を無事搗き終えた今、お届けした餅が皆様に喜ばれている事を祈るばかりです。
暮れの間は気を張り詰め重い餅の持ち運びをこなしていたが、正月になると体の節々が痛くなります。
餅米を入れたセイロを蒸し台に乗せるのが10段目になると辛くて、今年は息子に任せていた店主。
店主は、同業の先輩方が言っていた「75を迎えるとこの仕事は辛い」との言葉を実感しているようで、力と共に思考能力も鈍った。
コロナ禍の正月は今まで帰郷していた人たちが帰れず、故郷の味を届けて欲しいとの願いや、届けたいとの親心で宅配の荷造りが一挙に増えた。
同時に切って欲しいとの要望も増え、切る器械を持たない当店では、餅搗きを終えた後に息子と娘が作業にかかる。
とぼ餅は翌日にならないと切れず、当日切る押餅と取り合わせて詰める作業に気を使った。
色々と手をかける事は増えたが、例年なら夜中から明け方にかけ冷え込むが、晦日に雪が降るまでは穏やかな日が続き嬉しかった。。
何とか正月を迎え、飲んでは寝ての三が日だねぇ〜