OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで40年を過ぎ、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

今 年 も 宜 し く お 願 い し ま す

 

明けましておめでとうございます。
  
 年末の餅を無事搗き終えた今、お届けした餅が皆様に喜ばれている事を祈るばかりです。  とぼ餅 とぼ餅
 
 暮れの間は気を張り詰め重い餅の持ち運びをこなしていたが、正月になると体の節々が痛くなります。
 
 餅米を入れたセイロを蒸し台に乗せるのが10段目になると辛くて、今年は息子に任せていた店主。
 
 店主は、同業の先輩方が言っていた「75を迎えるとこの仕事は辛い」との言葉を実感しているようで、力と共に思考能力も鈍った。 切餅 切餅  

 コロナ禍の正月は今まで帰郷していた人たちが帰れず、故郷の味を届けて欲しいとの願いや、届けたいとの親心で宅配の荷造りが一挙に増えた。 
 
 同時に切って欲しいとの要望も増え、切る器械を持たない当店では、餅搗きを終えた後に息子と娘が作業にかかる。   
 
 とぼ餅は翌日にならないと切れず、当日切る押餅と取り合わせて詰める作業に気を使った。

 色々と手をかける事は増えたが、例年なら夜中から明け方にかけ冷え込むが、晦日に雪が降るまでは穏やかな日が続き嬉しかった。。


何とか正月を迎え、飲んでは寝ての三が日だねぇ〜


2021/1/3

今年も、高鼾の店主の寝顔を見ながらぼやき始めてる・・・

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