今年もゴールデンウィークとなり、渋滞の高速や観光地の様子をテレビで見ながら静かな街でゆっくり過ごしています。
3月の終わり頃から金澤倶楽部の人が来られ、5月号の“金澤”に掲載予定の『贔屓にしたい朝生菓子』の生菓子屋の一軒として店主が取材を受けました。
“金澤”には3月号の『ぶらり街歩き 石引界隈を訪れる』に載ったのに引続いて聞き手変われど同じ話で、5月なら店頭に並ぶ“柏餅”も“まきだんご”もまだ作っていなくて写真に撮れなく残念・・・
今回は朝生菓子を皆さんに知って頂く様に取材された特集で、『朝生歳時記』では季節の朝生の由来や謂れを紹介したり、金沢市内や野々市市・白山市の生菓子店から15軒店が紹介されていました。
それぞれのお店が朝生菓子に込める思いを載せていて、洋菓子や上生菓子の記事が多い中少しでも伝えて頂いた金澤倶楽部の方に感謝しています。
当店のお奨めはえんどう餅ですが、金時豆や黒豆の大福を作られる店が有る事や、端午の節句 に作るまきだんごも色んな作り方が有る事を知り勉強になりました。
“金澤”の本が発売される20日を前に、金沢美術工芸大学の新入生と四年生数人のグループが石引商店街を廻っていて『イメージ看板』を制作する一軒に当店が・・・
学生達が話を聞きに来て、「原料を大切にしている様なので」と云って餅米・小豆・黒豆・えんどう豆・昆布を使って、生菓子専門店会の包装紙に描かれた時代女を看板として制作してくれました。
顔に使われた餅米が、本に載ってる店主と並んで写った私の顔と重なり宿命を感じた数日でした。(写真にはも〜写らない!)
昔の話はよく覚えてるのに、これからの話は云えないねぇ〜