数日前のニュースに、初夏のような東京と雪が降り積もる北海道が映り、日本列島の北から南を改めて実感した。
三寒四温の季節とは言え、寒暖差が身に沁みるのは年のせいかとも思う。
一年ぶりにお雛様を店頭に飾ったが、内裏様は二人共相変わらずの可愛さで、今年49歳を迎える長女の初節句が思い出された。
当時は、正月餅の搗き直しが済むと寒餅の注文が入り、引き続いてひし餅と商いが忙しく、3月3日に慌てて飾った事もあった。
幸い金沢では雛祭りを旧暦の3月3日にする人もいたので、家もお雛様は4月3日まで飾り、それは今でも続いている。
最近は早くから真空のひし餅が売られているが、節句の祝いとして進物するには作った日の餅が良いと思っている。
でも、お雛様にお供えするには真空パックが良いかと思ったりもするが、昔気質の店主は…。
年月が過ぎ、お雛様は変わらないままでも良いが、店主は世の中の移り変わりに順応していってほしい。。
雛祭りのオルゴールが鳴らなくなって、飾ったの見てないでしょ!