9月15日〜11月4日まで、金沢市内の3つのエリアで「東アジア文化都市2018金沢」が開催され、その中の1エリアが石引となっている。
一般公開に先立って14日、内覧会とレセプションが21世紀美術館で行われ、上野八幡神社の秋祭りで仕込みに忙しい店主に代わって出席した。
美術館の庭やブースに展示された、『変容する家』のテーマに沿った作品を見てレセプション会場へ。
会場いっぱいに飾られた作品が圧巻で、甘い香りが漂いよく見ればビスケットやウエハース・パンで作られた町や交通機関で、紙箱で作られた新幹線や宅配車の中にはチョコレート。
大勢の子供達も出席しているので興味深々の中、日本・中国・韓国の来賓による長〜いご挨拶が終わった。
市長や美術館館長他数名での鏡割りがすむと、「飾られたお菓子の作品を崩しましょう!」との掛け声の下で子供達が歓声を上げて壊し競って食べていた。
お土産として持ち帰るようにと配られた紙袋に目一杯詰めて来たが、会場の床に踏みつけられた菓子や処分しきれないお菓子の行方が心配な昭和生まれ!
東アジアから少し南へ行けば、これだけの菓子をどれほど喜ぶ子供達がいるかと思うと申し訳なく思う夜だった。
石引エリアの作品に、貴方の写真と映像が流れてるけど…