年が明けて三が日も過ぎ、早くも今日は二十四節気のひとつ『小寒』で「寒の入り」となります。
暮れの餅搗きの日々は長く感じるのに、正月休みはあっという間で当店は今日から開店。
早速に鏡餅の搗き直しを持って来られるお客様や成人式の赤飯の注文を受け、店頭に並べる品物がなくても「あんこ」が売れる。
餅搗きの助っ人に東京から帰っていた娘が、暮れにも「あんこ」が売れているのを見て喜び、書初めでポスターを書いた。
そもそも「あんこ」の量り売りを提案したのがこの娘で、口コミで広がっているのか新たなお客様も増えた様に思う。
高齢化の進む店が生き残るにはと様々な提案をしてくれるが、店主も四代目も事なかれ主義で話が進展しない。
しかしながら、暮れの餅搗きの様子で緊急を要すると言い残し娘は東京へと旅立った。
おととしと去年、一年の事で店主も私も身体的に大きく変化したように思え、今年はもっと大変になると思う。
末永く商いを続けてゆくには四代目の覚悟のほどが問われるが、いささか心許なくもあり後押しが必要かと老婆心。
お客様あっての商いで、餅を搗き餡子を炊いて喜ばれれば幸いと、今年も宜しくお願い致します。。
一年一年が勝負の歳となったねぇ〜