日を追うごとに被災地の様子が詳しく報道され、あまりの痛ましさに言葉もありません。
近所の人と顔を合わせても、新年の挨拶より先に震災の話になり、能登に親戚がある人が多く心労が見て取れます。
そんな中で、例年の様に鏡餅の搗き直しが集まってきた。
10日程水に浸け、カビを削って細かく切り、蒸して搗いて「とぼ餅」や「大福餅」にする。
例年通り、暖房のきいた会社の鏡餅は半分以上使えないが、大福餅を社員全員に配ったと喜ばれた。
お寺の鏡餅の搗き直しも多く、こちらは寒さで年によってひび割れの様相が違い、雪の無い今年はひび割れが少なかった。
金沢では今も余震で身構える時があるが、もっとひどい余震に怯えている能登の人達を思うと申し訳なく思う。
今年ほどいつも通りに仕事が出来るのを有難く感じた事はなく、未だ安否の分からない人が早く見付かるように祈っている。。
搗き直しは手間が掛かるけど、仕事があるのは有難いねぇ〜