7月朔日の氷室万頭販売も無事終わり、饅頭屋は(当店だけかも)長〜い夏枯れの時を迎えます。
今年の氷室は、ずいぶん前からスーパーのチラシ広告に氷室万頭が載っていて、店頭でお客様に「今日が食べる日?」とあらためて聞かれたりして…。
平日のせいか時代の流れか、例年のように早朝から途切れなくお客様を迎えることもなく心配したが、毎年来られるお客様にお会いできほっとした。
90歳の姑が手伝えなくなって初めての氷室、店主は初めて万頭にポリをかけ、店頭でおぼつかない手先で万頭を包むが、あまり店頭へ呼ぶことがなくお客様の応対が出来たことは幸いだった。
そんな店の片隅で招き猫と共に、馴染みのお客様に度々頂く花が、その時々の姿でお客様を迎え喜んで頂き、私も癒されている。
貴方より花の方が、話の種を運んでくれる!