九州では梅雨に入っての大雨で大変な事になっていると聞き、真夏日の入梅となった金沢での梅雨入りは1〜2日後と云われ災害がないようにと祈っています。
店頭ケースには、旧暦の端午の節句で柏餅を作り終え、夏の生菓子を並べ始めました。
例年通り菖蒲湯に入り、店主一同さっぱりと気持ちも新たにささげ餅・笹餅・くず餅を作っておりますが、これらの生菓子が金沢の夏に食するものだと知らない人が多くなり店主はガックリ…。
世の中は十年前が思い出せないほど変わってきてますが、中でも食の変化は大きく美味しいと思う基準が人さまざまで、店主の思考範囲を越えています。
金沢大学病院の改修工事で、六月に入ってまたまた渋滞し始めた午前中の石引大通りを見て「このせいでお客さんが来れん!」と八つ当たりする店主!?
それにしても、この工事が今年いっぱいかかると聞いて、車で来られる人には午後の来店を勧めている。
12日は七月一日の氷室を前に、氷室万頭の開祖道願屋彦兵衛さんの墓前に金沢生菓子専門店会の会員が集い、氷室万頭を供えて墓参りを行ないます。
北陸新幹線開通で、金沢の氷室が全国に知られ多くの皆さんに氷室万頭を食べて頂けますように…。
晩酌の後にささげ餅だなんて、餅屋ならではだねぇ〜