恒例の『百万石祭り』が6月6〜8日に開催されるとの事で、市役所前には提灯のタワーが燈されミス百万石も決まり、祭りムードを盛り立てています。
そんな中、先日ころころだんごの注文をされたお客様が出産前のお嬢さんと共に品物を取りに来られ「これにつける謂れなど書いたものないの?」と聞かれた。
その時は金沢生菓子専門店会が数年前に作った【くらしの中の餅や生菓子】の栞をおあげしました。
婚礼・出産・氷室・節句その他人生の節目に使われる餅や生菓子をコンパクトに紹介したもので、何かの折にお客様に差し上げているもの、一枚に大盛りの紹介で細かい字で見にくいのが難点!
そこでころころだんごについての栞を作ってみました。
書いてみると、ここ数年で前の栞に書かれた配る餅の数などが現状に合わなくなってきてることなど思われ、注文されるお客様も言い伝えられてするのではなく「出産一月前にころころだんご」とだけ知って注文される方が多くなったのではと思われます。
知って頂く事の大切さを改めて思ったので、この栞を入れようかなと考えています。
話は変わりますが、石川県菓子工業組合が兼六園のそば「石川県観光物産館」内で『石川県菓子文化ギャラリー』をオープンして伝統菓子や工芸菓子など展示して菓子処「石川の菓子」を全国に発信する拠点とするそうです。
ぜひ一度お立ち寄り下さい。
伝承事も少しずつ時代にあわせて、貴方もね!