OKAMIのぼやき

 

三代目の饅頭屋に嫁いで40年を過ぎ、この中で結ばせて頂いた数々のご縁・・・
商売とはまるで縁のない家庭に育ち一つずつ教えられ今日が在る。
でも・・・これは?と云う思いがぼやきとなる。

あ ん こ 大 好 き

 

石川県のコロナ感染者も10日間ゼロで、全国の状況も今は収まりつつあるかと思っている。
 
 そんな中、2度のワクチン接種をすませた東京在住の末娘が帰って来た。

 久々に店の販売具合を見てこの先を憂い、店主に様々な提案をしていた。  あんこ  あんこ 
  
 提案の中で、店主が唯一「それなら出来る」と云ったのが炊き餡の量り売りで、娘は早速ポスター制作に取り組んでいる。
 
 「テレビにあんこが映って、家のあんこが食べたくなった」と云ってきて、漉し餡と粒あんを東京へ送ったことがある。
 
 あんこを前にして喜びで震えたとの言葉に店主はほだされたのか、「きっと家のあんこが好きな人がいる」と続けた言葉で承諾した。

 東京の饅頭屋で、餅と一緒にきな粉が売られていたので思いついたようで、確かに頼まれて何度か炊き餡は売ったことがある。

 これから寒くなり、ぜんざいやお汁粉が食べたくなる季節になるので、娘の提案が実を結ぶようにと祈っている。。  


妻が云っても却下で、娘の言う事は聞くんですねぇ~


2021/11/9

高鼾の店主の寝顔を見ながら私はぼやく・・・

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